2016年03月20日

ドリブルデザイナー岡部将和さんの動画を観て

ドリブルデザイナー岡部将和さんの、
【プロサッカー選手へのドリブル指導】
『村上範和 選手』と、『大友慧 選手』を観て


DF側からすると、ボールを奪いに行かないと、取れないし、
だからと言って、下手に突っ込むと、抜かれてしまう危険性がある。
だから、攻め側が、ボールを出す『蹴る』寸前まで、待ったりするのだが・・。
DF側と、攻め側の間合いが空いた瞬間に、攻め側に、シュートを打たれてしまう。

シュートは、DF側の膝の横、腰の横、首の横、また、頭の上なら、たいがい通るので、
それが打てる距離にDFと、攻め側が離れてしまうと、打たれる。

ドリブルは、ステップの位置で、DF側が足を出した、
反対側の軸足めがけて、飛び出すと、DF側は、一歩遅れる。

DF側が、攻め手のステップの左右両方に対応する為に、足を開くと、
股抜きをされる。

DF側が、攻め手のボールのステップを気にしてばかりいると、
肝心のゴール位置を見失い、攻め手のシュート位置に誘い出される。

DF側が、シュートを打たれない為に、攻め手との間合いを詰めると、
縦と、横のオープンスペースに、逃げられる。そこで、攻め手を、
追いかける形になった時点で、攻め手が有利にドリブルできる。



基本、やはり、ドリブルは、足元のテクニックはもちろんだが、
足の速さが重要で、普通の人なら、大きくドリブルしてしまって、
ドリブルミスとなるところを、足の速い人なら、追いつき、
普通のドリブルにしてしまえる。

また、サッカーでは、特に、日本では、ドリブルで抜こうという事
を、あまりしない。それは、抜けなかった場合の、カウンターを食らった時に、
数的不利になるのと、パスで通し続けた方のが、効率が良いからだ。

パスをする事で、ボール自体を走らせ、個人個人の走る体力を温存させる。
また、パスを回す事で、相手を振る事ができる。


地域のサッカーチームなどは、1人が、ドリブルを失敗すると、
それのケアに、他の人達があたらなければならず、
どちらかと言うと、ドリブルチャレンジをするなという意識が根強い。

私は、ブラジル人とサッカーをしてきて、むしろ、地域レベル人達の方が、
ドリブルで持っていく人が多い。それは、自分の方が、優れているという、
個人アピール力が強いのと、

前に、ブラジル人に、話を聞いた事があるのだが、
ブラジル人は、お金が無くて、靴も買えない家が多く、
ましてや、ボールを持っている人などいなくて、

みんなで、サッカーをする時に、どこの家の子供のボールか、
分からずに、そのまま、ドリブルして、持ち帰ってしまうそうだ。
しかも、裸足で。

私は、ブラジル人と遊びのゲームをしている時に、確かに、
裸足でプレイしている人を見た事もあった。他の人は、
スパイクでプレイしている人もいる中で。



そのあたりが、日本人との違いで、
ドリブルを極めようという意識が薄いように感じられる。

むしろ、先程、記述したように、地域のサッカーの試合などでは、
味方がカウンターを食らって、体力を奪われるの恐れて、
ドリブルチャレンジをするなと言われる方のが、強い傾向にある。


しかし、私は、サッカーでも、ドリブルチャレンジは、
してみても良いと思う。

昔の私は、どちらかと言うと、パス専門だったので、
ドリブルチャレンジして、自滅されるのには、否定的だったのだが、
ドリブル抜いて点数を入れるのもサッカーであるし、
フリーキックを極めて、フリーキックで点数を稼ぐのもサッカーであるし、

何も、パスを回し続けて、ボール支配率が高い方が、
試合に勝つ訳でも無いので・・・
極められるものは、極めた方が良いと、今なら思える。

ブラジル人との練習した中で、決定的に違うのは、PKの練習もする事。
日本人とサッカーの練習は、ほぼミニゲームが中心な中で、
そういう所が違う。

つまり、ここぞという場面で、確実に決められる力をつけるという事。
ドリブルもまたしかり。







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Posted by けん20160408 at 14:28│Comments(0)日記
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